神奈川県演劇連盟
《公式サイト》


■神奈川県演劇連盟40年史■

【40年史・編集長】

高 津 一 郎 (たかつ いちろう)

【40年史・表紙】

 私たちの連盟には、青と白のぼかし模様と大きな題字で飾られた40年史があります。それは連盟の40年目を区切りとして作ったA4版190頁の冊子ですが、そのなかには戦後すぐにこの神奈川の各地域で堰を切ったように始められた市民演劇の活動を推し進めてきた先行者たちと、今を支えているレギュラーたちの<想いと動き>とが分かりやすく整理されて述べられております。

 なんと云っても40年史ですから、神奈川にある市民演劇史を伝えることに重点をおいております。そこでエリアを7つに分け、川崎・横浜・横浜駅西口・横須賀・湘南・北相・小田原ごとに、会員のいない地域は別にしてそのエリアでの活動経験を持つ人たちがその感性を駆使して書きあげました。それだけに、各エリアの時々の状況の変化と問題点とがいきいきと描かれていると思います。


 ことに横浜駅西口エリアでは、長い歴史のある川崎・横浜・横須賀の市民演劇と、近年すごい勢いで伸びてきた各地区の小劇場演劇とが、西口で合流してカオスのように渦巻いていて、その接点からどのような演劇が生みだされるのか、も注目しています。

 さらには、転換期を迎えている市民演劇の問題点、安定しつつある小劇場演劇の方向性などを探りながら、その両方に今の時代が求めている演劇の公共性という役割へのアプローチなど、それぞれの立場からの提示もなされております。


 次に、1945年から1999年まで、50年間に及ぶ、各エリアでの演劇集団や劇団のおもだった動きを35頁にまとめた市民演劇年表では、各エリアの動きを年代別に併列してありますが、年代ごとの特徴が簡単に読みとれて便利です。

 最後には連盟の13劇団が、それぞれの特色とこれからの展望を提示しておりますので参考にして下さい。

 以上の他、巻頭には各劇団の舞台写真で組んだグラビアの頁をおき、演劇史の文中にも資料となる写真を数多く組み入れ、眼で読む演劇史になるように心掛けました。

 この「神奈川県演劇連盟40年史」は、神奈川の文化資料であると同時に神奈川の次の時代の演劇を作り出す土台になるものだと考えます。どうぞ、この40年史を追体験し、新しい演劇のイメージとエネルギーを汲みあげて下さい。

 ※尚、頒価は1,500円。
TEL045-261-4866神演連事務局までお問い合わせ下さい。